ヤマヤマの中咽頭癌と戦うブログ

2015/03に手術、5月から放射線治療を体験しました。その後2016/03に胸腔鏡下の肺下葉摘出も体験。

火曜日は呼吸器外科診察

久しぶりの診察だ。

肺は、術後3年6ヶ月が過ぎた。前回の診察から6ヶ月間隔になった。

火曜日は、レントゲンと採血をしてから先生の診察を受ける予定だ。

この診察のあとには、11月にCTがある。どうしてもCTは、正確にいうと撮影でなく、その画像診断結果を聞くときは緊張する。CTは耳鼻咽喉科からのオーダーなので11月のあと、5ヶ月で術後5年間に達するためどうするのかな。肺の方でオーダー出してやってもらうのか。

急に思い出したシリーズ 入院4日目で立つ

2015年の入院の時、手術してから3日間はほぼ寝たまま。

尿は管から排出で、食事は鼻から入れた管で胃へ栄養剤を注入だった。この間座ることは許されたけど、徒歩はしていない。4日目朝に尿の管をスルスルっと抜いた。そしてその後しばらくして、補助機を使って立つように言われ、やってみる。何とか腕の力を使って、立ち上がった。めまいがする。脚が少しガクガクする。ゆっくり歩くと動けた。一歩ずつ進むと慣れてきた。その日の午後には普通に歩けた。

3日間寝ただけでこんなに脚が弱るものか、と感じた。普段の生活で歩くだけでも、足腰の退化を防いでいることを改めて感じた。

 

急に思い出したシリーズ、入院中 2015/04

入院中の喉の症状で、未だにその原因が不明でそれを主治医に質問したことも無いことがある。

 

後鼻漏のように鼻の奥から喉にやたらと鼻水が流れるという症状だ。

手術して4〜5日した頃、院内をどんどん歩けるようになったころ。まだ食事は鼻経由胃までいく管から液体だった。まだ首の付け根に空気穴が塞がってない時。

やたら喉の奥で水が流れてる。

術後喉の筋肉が動き出して、ようやく喉が液体を飲み込む動きに対応し始めた頃で、液体はまだ自然に飲み込めず喉の奥で一旦液体を溜めてからゴックンとまとめて飲むことがやっとだった。ベッドで横になると、自然と出てくる水が喉奥にたまり出す。ゴックンとやろうとするが、うまくいかないとむせる。リクライニングを起こしてみると少しはマシになるけど、それでも水は溜まる。この繰り返しだから、夜はほとんど眠れない。

最後には、椅子に座って前に伏せるように座るポジにすると喉奥に水がいかなくなるが、口の方にくる。

これが4〜5日続くとかなり良くなった。原因不明だ。

たぶん、喉の中の筋肉が手術により動きが鈍くなり、飲み込む動きができない状態だったのではと思っている。

今でも、普通の人よりも嚥下が少し弱いから、食べ物も一口を小さくするし、飲み物も一口が小さい。ビールのグビグビってのはできない。お酒は飲まないからそのようにやる必要はないけど。

最近の体調

8月も終わりに近づき、暑さもピークは過ぎた感じ。まだ暑いけど。

 

9月にX線で11月にCTやる予約済みで、毎年のドック以外にも検査はいくつかある。

咽頭手術から4年と5ヶ月、肺手術から3年と5ヶ月になる。最初に喉のほうをやったので、自分が肺の手術をしたことを何となく忘れがちだけど、下葉を取ってるからまあまあしっかりやってるんだけどな。

 

身体は調子良い状態で変化なし。

左腕が途中までしかあがらない後遺症はそのまま。

左首が張ってるのも変わらず。

唾液が若干少なく、食事に水が欠かせないのも同じ。

味覚は戻ったと思う。

あごひげは、放射線治療の後遺症と思われる左側が伸びるのが遅いのも、変わらず。

 

BSの番組

 

やってるとついつい見ちゃうBSの番組、

https://www.bs-asahi.co.jp/sugoude_doctor/

最近は意外と内視鏡の得意な先生が出てくることが増えてる。

今回も食道の手術で、腫瘍の下に水を注入してがんを表面に押し出して、内視鏡で焼き取る手法が紹介されてる。

別の舌がんの例もあって、これは通常の手術だけど、中々大変な例だ。入院も1ヶ月とか。

今回も沖縄の人が東京の病院で受信する例があり、やはりトップ病院は東京なのかと感じた。

地方都市が過疎化に向かうのは、高齢化で治療の重要性が上がり、結果として都市部に集中するからなのかもしれない。

がんの統計

データが公表それたのでいろいろなホームページでそれをまとめる記事が見つかる。

日本で年間死亡する人が120万人。

そのうち、がんが原因なのは37万人。男が22万、女が15万。

 

がんが発見される人が、年間100万人。

がんが発見されて5年生存する率が7割くらいとのことだ。

 

これらをみると、なぜ男性の方が多く死ぬのか。

5年生存の中身はどうか。

などが私の興味ある所。

まず、男性の多いのは、少し調べると、喫煙率と飲酒量が多い、さらに肥満率も高い、就業率も女性よりは高いのでストレスが高い、などのいわゆる生活習慣に起因するようだ。なるほど。女性の寿命の方が男よりも長い統計があるが、男の方が幼少期と事故で死ぬ数が多いこととこのがんのデータを総合すると理解ができる。

一方5年後生存率は、肝臓、胆臓、膵臓の死亡率が異常に高いのでこれらを除外すると随分と伸びているようだ。前立腺は100パーセント? と治せるようだ。早期発見数も増えているから、その分治療成績も上がるだろう。

だんだん理解できてきた。肺と大腸は相変わらず多くの人が罹患するんだ。これらの臓器は体積と表面積もずば抜けて多いから、それも

一種の原因だろうか。。

 

http://www.fukushihoken.metro.tokyo.jp/smph/iryo/iryo_hoken/gan_portal/research/genjyou/shibousu.html

中咽頭がんのHPV陽性の場合のがんステージが見直しされてる件

リンクの情報によると、HPVが陰性か、陽性かによってステージの付け方が異なるという。元の情報はアメリカのMDアンダーソンが10年くらい前? に発表したところまでは発見したけど、その後論文みたいなのが出てきたのが3年前くらい。

ポイントはHPVが陰性の場合は、従来通りのステージ分類で修正はないが、陽性の場合はかねてから言われてるようにがんの直接原因が明確なので予後もいいというもの。また放射線治療もHPV陽性の患者には効果が出やすいとのこと。

咽頭がんのステージを決めるパラメータは、原発の大きさとリンパ転移が同側か反対側か、そして遠隔転移の有無による。ここにHPV陽性の場合は、フィルターがかかるような格好になっている。

端的にいうと、私はIVーAだったのが、IIにランクダウンするということらしい。

これにより変わるものはないが、よく見るデータの5年後生存率のグラフを見るときにステージ4のところを見ていたのを2の所を見れば良いのかな。今度診察したときにきてみようと思う。

 

https://ganjoho.jp/public/cancer/mesopharynx/treatment.html

診察は問題なくクリア

耳鼻咽喉科の診察で、いつも通りスコープを入れて問題なしとのコメントをもらった。良かった。

3月以来の久しぶりの診察だった。

今日は、元々CTの予約をする予定だったので、相談したところ11月で良いとのことで、予約をとった。9月には呼吸器外科の診察と、レントゲンに採血もするので今年の後半は検査が、続く。

診察のときに、いくつかの質問をした。

その一、CTはあと何回やりますか? 手術から、4年4ヶ月経過したことを踏まえて。5年まではやるのが普通かな。との答え。私の場合は、肺の手術もやってるので適宜相談してほしいとのコメントだった。

その二、虫歯治療は、普通にやって問題ないか。これは、四年前の放射線治療の後遺症を意識してきいた。すると虫歯は、気にせず普通にやってよし。抜歯は、だめ。やる場合は、この病院の口腔外科に来るように言われた。予想通りの答え。放射線治療をやった顎の骨は機能が一部死んでるので、ばい菌が入ると自力では駆除できないという。顎骨壊死にならないように、気を使う。

とりあえず、順調に進んだ。

水曜日は診察

かなり久しぶりに診察がある。

耳鼻咽喉科に行く。ということはいつものルーチンとしてスコープを入れるはず。

慣れたもんだ。

そして、次回CTの予約をする。

呼吸器に診察が9月なのでその日に合わせてCTを入れたいと思う。

多分9月のCTをやると、その次のCTが3月ごろで5年間に到達するので最後になるのではないかとおもう。

肺腺癌の方は、その時点で4年間なので後1年間診察が続くのかな。

 

最近の体調

先月と大して変わらず。

最近思うこととして、最初の手術から、四年三ヶ月経過し、放射線治療から四年経過したところなので、後遺症として多分一生付き合うだろうことをまとめたい。

首の張り

左側を切って張り合わせてるのだから、そのぶん筋肉も切れて復活しない、皮膚が突っ張るのは治らない。

 

左腕が途中までしか上がらない

うでを正面に向かって上げていくと、地面と水平まで行ったところでそれ以上上げられなくなる。左の僧帽筋が手術により切れたので力が入らないことが原因。

 

唾液

2、3割少なくなった。最悪の時からは、大分復活したけどそれでもまだ足りない。食事のときは水がないとやばい。デパートの試食をやると、種類によっては飲み物必要になる。アイスクリームも、コーンがくせ者でつまりやすい。

 

味覚

これはほぼ治ったので、不満はない。辛いものに少し弱くなったように感じるが、不自由はしない。

 

不安

当然のことながら、転移や再発を、最も恐れる。それに加えて、放射線治療の後遺症として抜歯ができない、正確には普通の人のようにできないことが怖い。傷口が自分では塞がらないとのこと。だから抜歯したときは手術のような扱いも言われてる。今は良いとして爺さんになったらどうしよう。