声の質
中咽頭の手術をした直後から、4日間は首の付け根にカニューレが入っていた。
だからその穴から呼吸をしていた。だからその間は匂いも感じないし、声もでない状態だった。
カニューレを抜いて、やっと声が出るようになったが最初は大きな声が出ない。カニューレの跡からくうきが漏れるからだ。1ヶ月すると完全に穴が閉鎖する。その時点でしっかりとした声がでるようになる。
でも、浮腫があったり、口が大きく開かないとかで実際にはハリのある声はでない。
術後半年もすると漸くこえが出始める。その時点で気がつくのは自分の声の質が術前とは少し違っていることだ。別に変な声になるわけじゃない。普通だけど、喉の中の形状が手術により変形しているのは事実であり、それにより音の反響が変わったんだと思う。通りが良くなった感じだ。
ま、いいか。どっちかというと、術前はこもりがちの声だったけど、少し抜けが良くなった感じだ。
急に思い出したシリーズ、 2015年4月6日 退院の日
ドクターXとかのドラマを見ると、病院のことを思い出す。
今日は2年8ヶ月前の中咽頭がん手術の後の退院を思い出した。
約2週間の入院の後、ようやく退院となった。
当日は朝食をいつも通り食べて、先生の診察を待った。
それを終えて、看護師のチェックをして、退院準備できた。確か10時ごろ。
着替える。この時に入院時と同じズボンを履くとウエストがぶかぶかになってることに気がつく。2週間の入院で体重が8キロくらい落ちたから、当然といえば当然だ。
着替えた後は栄養指導という面談があった。
栄養士の人が出て来て、バランスよく栄養をとるように、とか嚥下がキツイ時の流動食はこういうのがありますよと紹介してもらったり、30分ぐらいやった。
漸く帰宅となり、迎えに来てくれた家族と一緒に車で帰った。
この時点では多く唾が出るから、ビニール袋を携帯して、唾をぺッペ十分おきくらいにはいていた。
ペッペは確か1週間くらい続いた記憶がある。
火曜日は呼吸器外科、レントゲン
火曜日は、診察の日。
今回は、呼吸器外科にいく。
何時もの通り、採血にまずいく。そしていつもならそこから診察にいくけど、今回は胸部レントゲンがある。そしてようやく診察ただ。UFTの診察もある。
これで年内は最後だ。
来年は、1月はない。
2月はCTもあるしいろいろだ。
さて! 肺もいい感じでなにもでませんように、と。
耳鼻咽喉科の診察クリアー
今日は、神奈川県はすごくいい天気だった。高い秋の空という感じで、青い空がよく見えた。
診察はというと、いつもの通り、スコープ挿入で口からと喉の両方をみてもらった。結果はクリアーで問題はないとのこと。一安心。
首の周りをさわられて、張りが強いねーといわれた。そーなんです。
で、一通りの診察が終わり、気が早いが早めにやっときたいので2月のCT検査の予約をした。これで通算、、、6回目かな? ま、なれるほどやってます。
最近の体調
十二月になった。
最近は体調がよいので、大きな変化はないけどまとめるとこのような感じ。
首周りは、変わらない。日常生活は問題ない。左肩の筋肉が弱いままなので重たいものは左手ではもてない。腕も顔の前までしか上がらない。これらは良くなる兆候がなく、このままだろう。
味覚は、気がつかない範囲とレベルでよくなってると思う。実感がある。でも、例えばコーラを飲んだとき、はてこんなに味が薄かったかなと感じた。アイスクリームを食べたときも、甘さが少ないなと感じた。ひょっとして甘味に対して鈍いかもしれない。
唾液は、減ることはないが増える兆候もそれほどない。水さえあれば食事できるからいいとしよう。
肺の呼吸と肺活量も順調だ。