51歳
誕生日を昨日迎えて、順調に歳を増やした。
平均寿命までにはまだ何年もあるが、サラリーマン生活の残り年数でいうと、実はすでに3/4終わっていて、第4コーナーということになる。
3年半前に思わぬ病気、治療を経験したが、今のところ順調に来ている。
水曜日に半年ぶりのCT検査をするが、何も変化が起こらないことを祈る。
最近の体調
中咽頭がん手術から3年5ヶ月、肺がん手術から2年5ヶ月経過した。
味覚はほぼ修復。でも多分自覚がない部分で味を感じて居ない部分があるに違いない。
唾液がいまだに3〜4割不足の感じで、パン他水分の少ない食料は水が必須。
首の動き右回転で右後ろを見るのは難しく、これはこれ以上の改善は諦めている。
左腕の可動範囲は、相変わらず腕が肩の高さ以上はあげられない。これも筋肉の断裂によるもので、改善は期待できないだろう。
肺がんの後遺症はほとんどなく、呼吸は普段は全く問題なし。運動で呼吸増えた後の回復が遅いかな。
診察は、耳鼻咽喉科が4ヶ月ごと、呼吸器外科が半年ごとにペースダウンしてきた。CTは半年ごとをあと2年近く続ける予定。
全般的には順調と言えると思う。
呼吸器外科診察をクリアー
呼吸器外科診察だった。今日はかなり混んでいて、2時間待ち。よくあることだ。採血をして、レントゲン撮ってからの診察。
血液は、クレアチニンが微妙に高い以外は全て正常。
レントゲンもきれいで問題無し。
今月末にCTもあるが、とりあえず安心した。
次回は、と先生と相談すると、これまで3ヶ月おきだったのが半年後と言う。つまり2月だ! かなり先に感じるが、喜ぶべきだろう。こうやって少しずつ病院に行く回数が減っていく。
火曜日は呼吸器外科
久しぶりの呼吸器外科の診察の日だ。
採血とレントゲンと診察のコース。
採血はいつものことだけど、レントゲンは半年ぶりくらいかな。
血液は、数値の変化がわかるので、たすかる。
会社同僚の反応
少し前の会社での出来事。
去年年末に私のグループに、他の部署から移動してきた20代の社員がいる。
かれと昼ごはん食べながら話をしてたとき、自分が通院してCTをする話をした。すると、彼はなんでCTをとるんですか? と聞いてきた。
2015年に手術をしたが、多くのメンバーがそのあと入れ替わった。
グループ内のメンバーの一部には自分のがんの話をしているが、積極的に話すことでもないので、新しくきた人には話をして居ない人がいる。
それでがんの話をすると、彼はびっくりした。全然わからないという。
首の傷を見せたらこれまた驚いた模様。
未だに右後ろを見るときは首が回りにくいので、身体を回したり、首が少し左に傾いてたりする。でも注意をしないと気がつかない程度まで改善している。
8月は診察が2回
7月は通院が全く無かった。8月は呼吸器外科の診察とレントゲンを初旬にやって、末にはCTがある。CTは半年毎のルーチンで撮影のオーダーは耳鼻咽喉科から出ている。術後5年経過するまで半年ごとにやるので、少なくともあと4回はやることになる。
造影剤は、気分の良いものじゃないが、慣れてきた。最初にやったときは息が少しだけ苦しい感じがあったが、それ以降は種類を変えて問題なくなった。造影剤を注入するときは暑い液体が全身を回るのでキタキタってなるけどそれでおしまい。
いつかまたPETをやるのかな〜、あれは時間かかるし、検査後放射線物質が残るし良くないやつだ。でも必要だからやるんであって、楽しむためではないので仕方ない。
がん最前線 テレビ
昨夜BS朝日で放送した番組。
http://www.bs-asahi.co.jp/documentary/lineup/prg_075/
下咽頭の事例が紹介されてる。
この人は、声帯ごとごそっと咽頭部を摘出して、気管孔の人だ。だから声が出てない、代わりに電子器具で発声をする。その後、追加の手術でシャント方式で発声がわずかにできるようになる。
最初の手術の映像はモザイクだけど、首の周りをメスでザザッと切っていく場面は、首の周りがゾクゾクする感じを覚えた。主治医曰く、神経と動脈が多くあるので手術には気を使うとのコメントあり。