ヤマヤマの中咽頭癌と戦うブログ

2015/03に手術、5月から放射線治療を体験しました。その後2016/03に胸腔鏡下の肺下葉摘出も体験。

退院後の睡眠、急に思い出したシリーズ

2015年4月の退院後、嚥下がかなり大変な状態だった。

飲み込み力が弱いので食べ物の飲み込みがゆっくりなこと、多分それと同じ原因で鼻水がのどにじゃんじゃん流れてきてたまる。鼻水が多く出る要因はないから、健常者だと自然に喉の奥を通じて飲み込める機能が一時的に鈍くなっていたんだと思う。とにかく、喉奥に唾が溜まりまくる。退院直後はビニール袋に新聞紙とペーパータオルを入れて持ち歩いていた。喉に溜まると、ペっと袋に吐き出す。これを10分おきくらいにやる。こんな状態だから、仰向けに寝ると唾が溜まってむせるので、夜は座椅子を使って体を起こして寝ていた。これを確か3〜4日やると喉も少し動き出して、仰向けに寝ることができるようになった。

仰向けができるようになった時は嬉しかった。

こうやって、一歩づつ正常な生活に近づいていった。

 

 

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とろみ、急に思い出したシリーズ

2015年3月に中咽頭がん手術のため入院した。2週間の中で、色々あったがやっぱり飲み込みが大変なことがきつかった。

最初の一週間は、鼻から通した管で栄養剤を胃袋へ、1日3回直接注入していた。無味だけど1時間くらいかけて注入すると何となく空腹感は収まる。この時点では、この栄養剤以外を経口摂取することが禁止されてたので喉が乾いても我慢するかウガイをする手段しかなかった。

そしてようやくチューブを外した時、大変になった。

嚥下が手術の後遺症もあり、かなり大変になってる。

一口ごと飲み込む時に、少し上を向き気管支じゃない方の食道に流れるように全神経を集中させる。これを食事中何十回もやる。30分以上かけて食事を終了する頃には、なぜか汗が出て、ひと運動したような感覚になる。

この時点では飲み物を飲んで良いことになっている。が、嚥下の問題から、そう簡単にゴクゴク飲めない。絶対無理だ。トロミ材を混ぜて、ゼリー状にして飲み込む。

2時間に一度くらいのペースで飲むことが多かった。炭酸はできないから、フルーツジュースがメインだった。これが冷たくて、喉越しが良くて気持ちよかった。この感覚は今でも忘れない。この事は今でもペットボトルで飲む時にほぼ必ず思い出す。ゴクゴク飲めるようになってよかった、って。

 

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虫歯ができた可能性

右の下奥歯の手前のところ、ひょっとして虫歯になったかも。

小さな黒い点がある。

再来週歯医者予約があるので、そこでチェックかな。

とにかく、放射線治療の後遺症で抜歯が簡単にできないので、歯のメンテには気をつけなきゃならない。今後も2ヶ月ごとの歯医者通いは継続必要だ。

最近の体調 9月編

咽頭手術から3年6ヶ月、肺手術から2年6ヶ月が経過した。

暑かった夏も終わり急に涼しくなって来た。

最近の状況はこの通り。

首のはりは、ま〜あまり変わらず、右向く時の突っ張りと重たいものを左手で持つのは難しいのと、左腕が上がりにくい。

味覚は、良くなったと思うけど、未だに完全にもどったとは思っていない。でも、それがはっきり言えないくらい、良くなっている。唾液は依然として3割くらい不足してるので、食事には水がどうしても必要。

呼吸と肺活量はほぼ意識していない。でも、同僚と昇坂を同じペースで歩いていくと、自分だけ息がハーハーしていることに気づく。

あとは、自分が写った写真を見るといつも思うのは、首の左側が削られたように細くなっていること。右は以前と変わらないが、左は手術で切除したことと筋肉が切れてるからその分細くなってる。この部分に目がいくと、痩せたように見えるという事と思う。

病院からは連絡が無いから大丈夫として解釈

前回の診察したときに、首のリンパについて指摘を受けた。画像診断をして、さらなる診察が必要なら電話で呼ぶことをいわれた。今のところ電話がない。

大丈夫と考える。

診察完了

予定通りCTをやって、耳鼻咽喉科の診察とながれた。意外にも早く診察まで進んだ。でもCT画像を見た先生から、あごの下のリンパが気になるという。

触ってもわからない、5ミリ程度のリンパの腫れが見えるという。半年前とあまりサイズは変わらないが。念の為、超音波やっときましょうと、やった。

画像見る限り、ま〜問題ないと思うけどね。

今日のCTを画像診断医にみてもらい、疑いが晴れない場合は、PETとかやるかもしれない、とのこと。

とのことで、悩むレベルではなく、普通の生活に戻ろうか。

51歳

誕生日を昨日迎えて、順調に歳を増やした。

平均寿命までにはまだ何年もあるが、サラリーマン生活の残り年数でいうと、実はすでに3/4終わっていて、第4コーナーということになる。

3年半前に思わぬ病気、治療を経験したが、今のところ順調に来ている。

 

水曜日に半年ぶりのCT検査をするが、何も変化が起こらないことを祈る。

 

 

最近の体調

 

咽頭がん手術から3年5ヶ月、肺がん手術から2年5ヶ月経過した。

 

味覚はほぼ修復。でも多分自覚がない部分で味を感じて居ない部分があるに違いない。

唾液がいまだに3〜4割不足の感じで、パン他水分の少ない食料は水が必須。

首の動き右回転で右後ろを見るのは難しく、これはこれ以上の改善は諦めている。

左腕の可動範囲は、相変わらず腕が肩の高さ以上はあげられない。これも筋肉の断裂によるもので、改善は期待できないだろう。

肺がんの後遺症はほとんどなく、呼吸は普段は全く問題なし。運動で呼吸増えた後の回復が遅いかな。

診察は、耳鼻咽喉科が4ヶ月ごと、呼吸器外科が半年ごとにペースダウンしてきた。CTは半年ごとをあと2年近く続ける予定。

全般的には順調と言えると思う。

 

呼吸器外科診察をクリアー


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呼吸器外科診察だった。今日はかなり混んでいて、2時間待ち。よくあることだ。採血をして、レントゲン撮ってからの診察。

血液は、クレアチニンが微妙に高い以外は全て正常。

レントゲンもきれいで問題無し。

今月末にCTもあるが、とりあえず安心した。

次回は、と先生と相談すると、これまで3ヶ月おきだったのが半年後と言う。つまり2月だ! かなり先に感じるが、喜ぶべきだろう。こうやって少しずつ病院に行く回数が減っていく。