ヤマヤマの中咽頭癌と戦うブログ

2015/03に手術、5月から放射線治療を体験しました。その後2016/03に胸腔鏡下の肺下葉摘出も体験。

最近の体調

9月ももう終わる。早いもので、夏も終わり秋っぽい風が吹いている。

 

さて、中咽頭の手術から2年と6ヶ月、放射線治療完了して2年と3ヶ月、肺手術から1年と6ヶ月が経過した。なお、UFTは1年と4ヶ月飲み続けているのであと8ヶ月残っている。このUFTがそれなりにお金がかかる。月に1万だから年間12万で2年間で24万という感じ。

 

体調は、

味覚はかなり復活してきた。でも完全じゃないと思う。もうだいぶ前のことだから正常時の味覚が忘れてきた。

 

首の張は今でもある。でも、ほーんの少しづつ良くなってるかも。

 

唾液はまだ不足してる。水がないときつい。

 

体力は日常の問題はないが、やっぱり少しは疲れやすいかな。

 

肺の傷跡は背もたれに寄っかかっていると、たまにズーンと痛いことがある。

 

気をつけている事は、虫歯にならない事。食事はなるべく野菜を多く。

 

酒とタバコは一切無しのまま。もう10年間やてないけど。

 

歯医者で虫歯チェック

昨日は隔月の虫歯チェックの日だった。

結果はOKで、虫歯は見当たらなかった。

実際には、虫歯チェックだけでなくガリガリクリーニングと消毒をやっている。とりあえず一安心だ。

これは、中咽頭に手術の後放射線を当てたので、顎がもろくなっているから抜歯はできないため注意が必要というわけだ。考えただけでも恐ろしいが、抜歯をするとその穴というか傷口が自力では塞がらないそうだ。もちろん虫歯の表面的治療はやっても問題ない。でも抜歯はダメ。

ということは、例えばもし車の事故とかに巻き込まれて、顔面をぶつけた衝撃で歯が折れた時も同じような制限があるということだ。むやみに事故にも会えない。

 

最近は病気のことを忘れることも多くなってきた

咽頭手術から2年6ヶ月、肺手術から1年6ヶ月が過ぎた。

診察もUFTの処方箋をもらうために、2ヶ月に一度通院する、CT撮影を半年に一度、中咽頭にスコープ診察に3ヶ月ごと、これらが病院に行くペースになっている。

日中は病気のことはほぼ忘れる。

思い出すタイミングは、食事の時に水分を確保するとき、振り返るような仕草をする時、風呂の時、薬を服用する時くらいだろうか。

そろそろ、サイクリングとかの運動を開始しようと思っている。さすがにジョッギングは無理な気がする。ゴルフもリンパ郭清により左肩の筋肉が弱くその影響で左腕が途中までしか上がらないから、ちょっと無理だろう。

ストレッチは3ヶ月前くらいから真面目にやっているので、本来の半分くらいまで復活したと思う。

こうやって少しづつ戻って行くのだ。

 

最近の床屋状況

 

多くの人がそうであるように、月1くらいのペースで散髪に行く。1ヶ月で1センチくらい頭髪が伸びていると思う。

2015年に手術してしばらくは、QBハウスばかり行ってた。これは以前にもこのブログに書いたように、洗髪のために前傾しなくていい、髭を剃るために姿勢を動かしたりしない、すぐに終わる、家に近いというあたりがその要因だ。

 

今となっては、床屋の洗髪の前傾姿勢は問題なくできる。顔と首の後ろあたりを剃るのも耐えられるので普通の床屋でOKだ。でも肩のマッサージが入るとダメだ。首の付け根左側はリンパ郭清郭清のおかげで筋肉が落ちた。今後もこれ以上筋肉はつけられない。したがって筋肉が無いから、筋だけなのでそこを掴んだり揉んだりされたら痛い。要注意だ。

 

 

 

最近の体調

九月に入って早くも一週間がすぎた。

最近の体調をまとめたい。

なお、中咽頭リンパ郭清手術から二年と5ヶ月、肺の胸腔鏡手術から一年と5ヶ月、UFT飲用後一年と3ヶ月経過したところ。

 

味覚は、少しずつ日に日によくなってるので、進化がつかみにくい。でも、感覚として元の九割位戻った。

首の傷は、大きく切った左側はいまでも引っ張られるが日常生活には支障がない。

嚥下は最近数ヶ月あまり変わらない。唾液は少な目なのでパサパサものが苦手のまま。

肺呼吸は、元々術後もそれ程困ったことがなくて、順調にきてる。

全般的にいい。

唯一、uftの副作用といわれている額の湿疹は残ってる。軽いものだけど、顔洗うときに思い出すていど。

 

呼吸器外科クリアー


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約二ヶ月ぶりの診察、問題なくクリアーした。診察結果は問題ないけど、今日は、いつもの先生が不在なので代行の先生だった。これ自体は事前に知らされてたが、思ってた以上にジュニアな助教授で診察の裁きが遅かったので遅れてた。

で、私はいつも通り血液の確認、UFTの処方箋をもらって終了。先週のCTもみてもらい大丈夫とのコメントもあり、よかった。

火曜日は呼吸器外科の診察

今週CTと耳鼻咽喉科が終ったと思ったら、来週火曜日は呼吸器外科の診察がある。UFTを服用しているから、その処方箋をもらうことも重要だ。診察は問診とCT画像の確認になると思われる。

体調はいい。

CTの確認ができると嬉しい。

 

CTクリアー

6ヶ月毎のCTをやった。

直後に耳鼻咽喉科にいき、できたての画像をみながらの診察だ。

画像診断医の所見は未入力だが、耳鼻咽喉科の主治医のコメントとして問題ない、とのこと。ヨカッター!

その後は、いつも通りスコープを入れての患部チェックで、これもクリアー。

来週火曜日には、呼吸器外科診察があるのでそこで画像診断を聞ける予定。

今日は取りあえず安堵。

ということで、羽田空港に向かいます。

メイバランス

 メイバランスというドリンクがある。

どろっとした栄養ドリンクの一種だ。

量はすくないが、200カロリーあるので、早く手軽に栄養補給できるものだ。

高齢者の栄養補給にはもってこい。と、同時に歯が弱ってるとか、咀嚼が難しい人も助かる。二年前に放射線治療をやっていたとき愛用していた。とにかく口の中が痛いから堅いものは無理、のども痛いからたくさん食べられない。栄養を補うためにメイバランスを買っていた。でも、普通のお店には売ってないから、通販で買った。でも、今日ローソンで発見、それもメインの棚にある。何があったのか?気になる。


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5年間で寛解

一般的にガンの場合、5年間再発が無ければ寛解という。

転移が全くなくて手術で切り取って終わり、という場合は根治ともいう。

私の場合、中咽頭は2020年3月が5年の節目にあたる。肺はその一年後だ。

首のリンパ転移があったので、私の場合は根治と呼ばないだろうと思っているがその呼称自体はあまり重要ではない。

5年間は長い。その間検査のたびにビクビクする。特にCTはヒヤヒヤする。自覚症状がなくても映ったりするからだ。

咽頭のほうは2年半を経過したので、半分まできたという複雑な達成感がある。別に5年経ったら誰かがスイッチをオフにしてガンがなくなるわけではない。統計的に5年くらいで再発の確率が下がり止まりそこからは横ばいですよ、という意味だ。それはさておき、最近は早く時間が経てばいいと思う様になっている。今50歳だから、どっちかというと定年までの期間をゆっくりと、仕事は仕上げ的に頑張る時期だ。一方で寛解になりたいから、あと二年強早くすぎないかな、と思う部分がある。

再発率の曲線を見ると一年目で半分、二年目でさらに半分、そこから緩やかな下り曲線で下がるカーブだ。部位によって異なるし、あくまでも目安の人とわかっていても安心材料が欲しいので、こういう情報を見て、自分も再発率がすでに半分以下まで下がってきたのか〜と自己暗示している。