ヤマヤマの中咽頭癌と戦うブログ

2015/03に手術、5月から放射線治療を体験しました。その後2016/03に胸腔鏡下の肺下葉摘出も体験。

急に思い出したシリーズ

咽頭の手術直後の様子。

2015/03の手術直後、初めての全身麻酔だったし、目が覚めたのはエレベーターを待つベッドの上だった。ナースに声をかけられて、熟睡から目覚める感覚だった。多分予定通りの目覚めだったのだろう、そこからナースはベッドを動かし出した。間も無くエレベーターに乗り、14階の病室に行った。

前にも書いたようにこの時点では、声が出なくて動くのは右腕だけとういう状態。下半身は動くが、上半身にチューブ系がたくさん刺さってるのでむやみに動けない状態だった。

家族に言わせると、動いてるのは目だけだったという。その中声が出ないので、代わりに筆談でやった。声が出るようになるまでこの後四日間かかるので、そこまでは筆談だ。

最初の半日は麻酔の影響か頭は混乱していた。ノートを見るとわかるが、なぜか文字が逆向きだったりひらがなの「ま」の丸のところが鏡に写したように逆に行ってたり。いずれにせよ、それまで経験したことがないような混乱状態だったことは間違いない。

父親が脳卒中を起こして入院した時、数日経過して少しづつ話ができるように復活したら、何と日本語よりも英語に方が話しやすいと言っていた。かつて米国駐在とかして英語を使って生活していた時期があるのは確かだけど、それも何十年か前の話だ。よくわからないが、英語を話すときに使う脳の部分はセーフだったのかもしれない。不思議なまま未解決。