ヤマヤマの中咽頭癌と戦うブログ

2015/03に手術、5月から放射線治療を体験しました。その後2016/03に胸腔鏡下の肺下葉摘出も体験。

声の質

咽頭の手術をした直後から、4日間は首の付け根にカニューレが入っていた。

だからその穴から呼吸をしていた。だからその間は匂いも感じないし、声もでない状態だった。

カニューレを抜いて、やっと声が出るようになったが最初は大きな声が出ない。カニューレの跡からくうきが漏れるからだ。1ヶ月すると完全に穴が閉鎖する。その時点でしっかりとした声がでるようになる。

でも、浮腫があったり、口が大きく開かないとかで実際にはハリのある声はでない。

術後半年もすると漸くこえが出始める。その時点で気がつくのは自分の声の質が術前とは少し違っていることだ。別に変な声になるわけじゃない。普通だけど、喉の中の形状が手術により変形しているのは事実であり、それにより音の反響が変わったんだと思う。通りが良くなった感じだ。

ま、いいか。どっちかというと、術前はこもりがちの声だったけど、少し抜けが良くなった感じだ。