去年のことを思い出した
妻が親知らずを抜歯して、痛がっていて、食べるものを細かく刻んでいるところを見て、去年のことをおもいだした。
去年の6月ごろ、放射線治療をやっていた時、口内炎がひどくなってきていた。その影響で、味覚が消えつつあり、熱いものはしみる、酸っぱいものや塩辛いものがしみる、口があまり開けられない、という状態だった。
それでも栄養確保するために食事は努力をして取るようにしていた。粥が主食だ。ここに野菜とかを刻んで入れてもらう。これは食べられる。
果物がしみることが多く、それでも食べる努力のため、スムージーにしてみた。要するに果物をミキサーで液体にして飲み込む方法をとった。これが難儀だった。最悪の時はほとんどの果物がしみるようになっていた。なかでもキウイながやたらしみる。スムージーにして、はちみつを入れても、しみるものはしみる。本当にしみる。涙が出て、数分間我慢しないと口が元に戻らない程度のダメージがある。これはきつかった。
もうあれは経験したくない。