ヤマヤマの中咽頭癌と戦うブログ

2015/03に手術、5月から放射線治療を体験しました。その後2016/03に胸腔鏡下の肺下葉摘出も体験。

首がつる事

咽頭がんの手術は首の左側側を切った。リンパ郭清のために副神経の一部も切除したので、筋肉が弱っているのと首の筋が突っ張っていることが見てわかる。生活には通常問題はない。

でも、少し困る場合がある。

寝起きの上体を動かす時、普通の人は頭からその動きを指導する。頭は重たいから、そこを動かして全体を動かすという原理だろう。これをやるための首の前側の筋肉が弱いから、手で頭を支えながら上体を起こす。

 

うつ伏せに寝られない。大人になってからうつ伏せに寝ることはほとんどなくなったけど、やろうと思っても首の突っ張りのためできない。

 

斜め後ろを振り返るのが難しい。特に右後ろをクルっと振り返って見るのが苦手だ。運転していて、高速の合流で右後ろを見る感じ、これが難しい。

 

長い時間下を向く。首を曲げて下を見る仕草、自分の靴をじっと見る感じが苦手だ。首を支える筋肉が弱いので疲れやすいのと、ちょっと頑張るとつりそうになる。

 

ということで、冬場は首を冷やさないようにマフラーは手放せない。あっためる効果はよくわからないけど、冷やすよりいいだろうという感じで。