ヤマヤマの中咽頭癌と戦うブログ

2015/03に手術、5月から放射線治療を体験しました。その後2016/03に胸腔鏡下の肺下葉摘出も体験。

養子ビジネス in the USA

米国勤務時代に同僚が「今度休暇を取る、養子をもらうことを決めたんだ、養子と会うために中国まで行って来るんだ」と言った。
ん?
アメリカで養子が多いことは知識として聞いていた。でもなんで中国? 因みにその同僚は白人だ。それもユダヤ系なので、純粋の白人系列。
あまり根掘り葉掘り聞くのもナンなので、調べてみた。
どうもアメリカは養子ビジネスが盛んなようだ。
リンクは、米国国内を対象にしたサーチエンジンで、人種、年齢、場所などで検索できる。へー、まるでペットを探すようじゃん。仲介ブローカーもいるから、ビジネスになってるよ、これ。Craigslistとかもあるし、広大な土地にまばらに人が住んでるから、こういった需要と供給をオンラインでつなぐ要望が多いんだな。
これとは別に、米国から見た海外を探すサービスもあるそうだ。
因みに同僚が養子にもらったのは、中国人の女の子だ。もらったといっても、仲介手数料に300万円、それと面会に行くときと迎えに行く夫婦の渡航料、都合2回中国往復2人分だからエコノミーでも100万円くらいか。本人に聞けない疑問がある。
一つ目は、何故米国国内でもかなりの養子需要があるのに、民族の違う中国人を引き取る決断をしたのであろうか?
二つ目は、今後子供は普通の人生を歩めるのだろうか? だって、子供はある時自分と親は民族が違うことは絶対に気がつく、そして友達からもそういう目で見られる。ぐれないでいけるかなー。
だって、アメリカは人種のるつぼとか言うけど、ほとんどの場合民族ごとにコミュニティーを形成して暮らしてるから、ミックスするのは大変だ。仕事ではミックスできるが、生活はそう簡単じゃない。