ヤマヤマの中咽頭癌と戦うブログ

2015/03に手術、5月から放射線治療を体験しました。その後2016/03に胸腔鏡下の肺下葉摘出も体験。

放射線治療のまとめ

一ヶ月半に及ぶ治療を終えたので、まとめておきたい。

都合7週間に及んだ照射は、土日が休息とはいえ、相当長かった。とにかく途中で体調を崩さないように気をつけた。マスクなんてこの人生ほとんどしたことないが、電車では常に装着するとか、気をつけた。

1〜2週目: 1週目はほとんど変化なく、普通に過ごした。手術跡があるので、首から肩には張りがあるが、これもほとんど影響なし。2週目に入ったところで、急激な変化を体験する。まずは味覚が日々薄れていった。並行して口内炎が急成長、喉もイガイガときた。ここで、これが聞いていた副作用だ、と内心ダメージあり。

3〜4週目: この2週間の間は日による喉の差はあるが、基本的には変化なし。どちらかというと、口内炎などが消えることなく小康状態だった。少しづつ口を開けるのもきつくなったり、むせる回数も増えたりと悪化は進むが比較的ゆっくりのペースだった。同時に、そういう体の変化に慣れていった期間だ。

5〜6週目:この期間もひたすら現状我慢というか、薬をキチッと飲んで、睡眠も長く、仕事もやや増えてきたし、これまでのペースを乱さないように努力した期間だ。味覚は元の2割くらいでほとんど味がない状態にも慣れながら硬いものや乾燥したものが食べられなくなった。

上記の期間、薬は最初から少し増えたが、強化・エスカレーションはしなかった。例えば痛み止めのロキソニンは最初から最後まで一定量で、途中痛くない日は服用せず。消炎症薬も弱めのやつでずっと。

唾液がさいごまで3割程度残ったのは良かった。このおかげで食事への影響が少なめですんだからだ。

身体が疲れやすいのは、まだまだあるし、首が回りにくいとか、左腕の力が弱ってる、咳が出やすい、などなどあるが、これらも今後ひとつづつ消していこう。