ヤマヤマの中咽頭癌と戦うブログ

2015/03に手術、5月から放射線治療を体験しました。その後2016/03に胸腔鏡下の肺下葉摘出も体験。

二つのがん

2015/03に中咽頭、2016/03に肺腺のがんの手術をしているが、いつも中咽頭のほうが自分の中での扱いが大きい。

 

理由は、ステージが4と言われかなり進行していたこと。、これにより死を意識した。そして、入院も二週間と長めだった。更に放射線治療もやって、嚥下に苦しんだ期間が長かったこと。など。

肺腺の方も、右下葉摘出だから、中々の手術たけど、術前の準備とかはすでに知ってる感もありどってことなかつた。ステージ1だし。入院も一週間で、翌日から食事も普通だったので困らなかった。など。

でも、毎度検査のたびにビクビクするけど。

その検査が今月末だ。

 

2019年2月 最近の体調。

基本的に去年の後半からあまり体調に変化は無い。

あと2ヶ月で最初の手術から4年間が経過する。放射線治療はその半年位後にやったので3年半。肺手術は、咽頭の一年後だからちょうど3年間近になった。

呼吸とか身体の基本的なところはもう全く問題がないが,以前から継続している不自由な部分はわずかだけどある。

左腕は地面と水平にまでしか上がらないのも変わらない。

首の張りは左側が強い,これも変わらない。

味覚はほぼ元に戻っているように思うが,本当のところはよくわからない。というのももともとの程度を体が既に忘れかけているからだ。

唾液は今でも少ないのは変わらず多分もともとの6割から7割ぐらいしかないと思う。このためパンなどの乾燥したものを食べるときは飲み物が手放せない。

肺の手術の後は右側にあるが,これは普段の生活においては忘れる位の感じでほとんど意識することは無い。

このほかに気をつけていることは虫歯かな。というのも顎のあたりに放射線を当てているので抜歯できないと言われている恐怖があるので注意をしている。後は毎年やってる人間ドックでの血液検査に注意をしている。その他は半年に1回やっているCTの検査で確認。今年はPETCTをやるので、そこで確認をする。

インフルエンザ

去年は、今頃罹患してたが今年は今のところ大丈夫だ。マスクの多用、職場では手をアルコール除菌、さらに朝職場に着いたらアルコール入りスプレーを床に散布する、ことを励行している。この効果があるのかもしれない。

今月は、ドックやら検査やらで病院に行くことが増えるので、更に気を使っていく。

2月から3月は病院関係で忙しい

2月末は、呼吸器外科のX線、血液検査に始まり、別の日にそのあとPETCT検査、そして3月になり次第PETCTの結果を聞きにいく。その間に人間ドックがあり、別の日に内視鏡をやる。

ということで、結構お金もかかるな。

 

最近の出来事

数年前に会社を引退した人の葬式があった。

原因はがんだ。

原発の方は寛解して、会社では普通にやっていた。

その後5年後くらいに、腰痛がひどいといつも言っていた。針とかマッサージとか色々とやってみたが、非常に短期的に良くなるが、すぐにまた痛くなることを繰り返していた。

そうこうしてるうちに、会社を定年退職した。その直前に、私にはこっそりと教えてくれた。どうやら腰痛の直接原因は圧迫骨折で、その原因が骨転移みたいだということ。

そして約半年が経って、気になって状況を聞いてみたら、治療で入院中という。でも元気そうだったので、見舞いに行ったら会えた。コルセットをして元気そうに見えたが、抗がん剤の影響か脚がかなり浮腫んでいた。あと少しで退院する予定と本人談。よかったと思った。

その後半年はたまにメールをして、連絡を取っていた。

でもその期間中も、治療をしていたようで、かなり痩せていったみたいだ。そして間も無く亡くなった。

骨転移と気がつくまでは普通の腰痛と思っていたから、その期間治療が遅れたことは否めない。私が思うのは、腰痛になるしばらく前に転移していて、がんが進行していったのではないかと感じた。だとすると、そこに至る間にCTとか腫瘍マーカーで引っ掛けることはできなかったのかと思う。

 

のみ薬が喉に引っかかる

手術前と後では食事のスピードが少し遅くなった。

唾液が少ないから、水をたまに補給しながら食べる手間と、一口を以前よりは小さめにすること、などがその要因だ。それと喉が少し狭くなってると思う。というのは、錠剤の薬やカプセル状のサプリメントを飲み込むとき度々喉に引っかかる体験をしている。

大きな錠剤は、噛み砕くことで予防する。

カプセルは、分解して粒剤にして飲むか、カプセルを噛み潰して細くして飲む。

そうやっても、カプセルが喉の途中で引っかかる事がある。追加で水を飲むと流れる事もあるが、それでもダメな時がある。そのときはそのまま放置する。すると数分するとカプセルが溶けて中身が出てくると喉の奥で突然粉状のものが出てきて、むせる。下手すると吸入してしまう危険がある。この経験はすでに5回はある。注意してもなる。もっと注意しようっと。

 

 

寝るときの向き

私の中咽頭の手術は、首の左側だ。

このため、左側の首の筋肉が切除されていて結果として首が細くなってる。首の付け根の筋肉も落ちてるため、身体が全体的に左側に傾いてる。わずかといえばそうだけど、首に関しては右向きするのが苦手で、さらに同じ原因から真上を向いて寝るのが苦手だ。別に痛いとかはない。少し左側が引っ張られるので気になるという感じ。

因みにうつ伏せで両肘をついて、本を読む体勢は、出来ない。首を支える筋肉不足でその姿勢を維持するのがキツイ。

UFTの副作用がほぼ消滅

2016年3月に肺腺がんの手術をして、同年5月からUFTを2年間休まず服用した。薬自体はよくあるやつでルーチンに近い種類みたいだ。

効果もドカンと効かないが、副作用もほとんど無いも言うことだった。当時のもう一つの選択肢は、毎週1泊で点滴をするという方法だ、薬の種類も確か違うやつ。これだと、一ヶ月半くらいで前工程が終わると言われたと記憶する。結局副作用が少ない方を選択した。

その少ない副作用は、湿疹がメインでめまいというのもあるけどそれはあまり感じなかった。、湿疹は目立つものは少なく、額にニキビのようにポツポツと出てきた。さほど増えるでもなく、常に一定の数があった。

年末からの休暇のときにふと鏡を見たら、無くなってるじゃないか。いつからそうなったかはわからない。でも、副作用前の状態まで回復してると思う。

薬が終わったのが、昨年5月だから半年以上かけて消えたということか。良かった。でも、クリスの効果の持続性も、なくなったようにも思えてしまうので微妙な気持ちになった、

2019年

年が明けた。

去年はかなり通院回数も減ったから、自分が病気だったことを忘れる時間がかなり増えた。

食事の時と、寝るとき、首を回すときはどうしても不自由な部分が出るので気が付き、思い出す。そういう事があったときにこのブロクを更新したりする。そのときに、寛解までの期間を再計算したりする。

咽頭は3年と9ヶ月経過なのでかなり5年に近づいてきた。

肺は、2年と9ヶ月なので半分を過ぎて少しというかんじだ。

いずれも、ここまでは再発転移は見られていない。

しかし、がん細胞というのは厄介で、体力が落ちたり免疫が落ちたところを狙ってくる。それまで体のどこかで潜んで待っている。ときくので、そうさせないように努力をしている。

 

 

2018年も終わりつつ

今年は通院は確か8回、ここにはCT撮影2回もカウントし、診察は耳鼻咽喉科と呼吸器外科のそれぞれ3回ずつという感じで安定したものだ。今年の前半までUFTを飲んでいたので、薬代が月々1万円くらいかかっていたが後半はこれもなくなり年間としての医療費はかなり下がってきた。

 

来年も更に良くなっていくことを祈る。

 

大きくはない、たった今の心配事は2月に予約したPETCTだ。アレは私のような咽頭部については効果があるというか小さいがんでもピカリと光りやすいとのこと。クリアしたい。