歯のこと
最近は体調が良いので、手術とかの治療をしていたことを忘れる時間数が増えている。
これはいいことで、今後も増えて行くだろうと思う。
再発はいつでも恐怖だけど、たった今は歯のメンテには気を使っている。歯ブラシはちゃんとすること。フロスも週2回くらいはやる。
歯医者も2ヶ月ごとにいく。
大したことはやっていないが、注意はしている。
というのも、放射線治療をやったから。首に照射してるからその時に顎にもX線がたくさん当たっている。X線ていうのは、人間の組織を破壊する。だから治療にも使えるわけだ。私の場合は顎の骨の組織も部分的に破壊されている。これにより、抜歯をすることが極めて高いリスクになっている。組織破壊なので、抜歯しても傷口が閉じないと言われてる。歯を抜くにも手術が必要ということだ。これは密かな恐怖で、だからメンテをしている。でも老人になって、歯が抜けるようになったらどうするんだろう。
急に思い出したシリーズ
中咽頭の手術直後の様子。
2015/03の手術直後、初めての全身麻酔だったし、目が覚めたのはエレベーターを待つベッドの上だった。ナースに声をかけられて、熟睡から目覚める感覚だった。多分予定通りの目覚めだったのだろう、そこからナースはベッドを動かし出した。間も無くエレベーターに乗り、14階の病室に行った。
前にも書いたようにこの時点では、声が出なくて動くのは右腕だけとういう状態。下半身は動くが、上半身にチューブ系がたくさん刺さってるのでむやみに動けない状態だった。
家族に言わせると、動いてるのは目だけだったという。その中声が出ないので、代わりに筆談でやった。声が出るようになるまでこの後四日間かかるので、そこまでは筆談だ。
最初の半日は麻酔の影響か頭は混乱していた。ノートを見るとわかるが、なぜか文字が逆向きだったりひらがなの「ま」の丸のところが鏡に写したように逆に行ってたり。いずれにせよ、それまで経験したことがないような混乱状態だったことは間違いない。
父親が脳卒中を起こして入院した時、数日経過して少しづつ話ができるように復活したら、何と日本語よりも英語に方が話しやすいと言っていた。かつて米国駐在とかして英語を使って生活していた時期があるのは確かだけど、それも何十年か前の話だ。よくわからないが、英語を話すときに使う脳の部分はセーフだったのかもしれない。不思議なまま未解決。
インフルエンザ流行
毎年いつもこの時期はインフルエンザが流行る。
今年は多くが罹患している。
注意しよう。
1日4-5回手を石鹸で洗い、アルコール消毒を同じ回数やってる。これで手が荒れそうだ。さらに、会社のデスクを朝消毒液で拭く。何とか乗り切りたい。
http://www.huffingtonpost.jp/2018/01/19/infuruenzatrend_a_23337814/
急に思い出したシリーズ 嫌だったこと
2015年3月の入院と手術以来、色々と治療と検査をやってきたが、その中でももうやりたくないというものを書いておきたい。トップスリー、
3位 気管支内視鏡。 2015年末にやった。肺のCT画像に写った小さな影ががんかどうかを調べる検査。細胞を取って、精密検査をするというもの。
術前に局部麻酔のため、口からスプレーを噴射する手法だ。これを100ml位やる。それも気管支側、肺に入るようにしなければならない。すなわち、液体のスプレーを呼吸するように吸い込む。むせるむせる。涙が出た。
2位 放射線治療の口内炎。 1ヶ月半に及ぶ放射線治療の三分の一を過ぎたあたりから、終了後1ヶ月までの約2ヶ月口内炎よ喉の痛みに耐えなければならない。口内炎が同時に5個。喉は扁桃腺の感触で、液体を飲みこんでも痛い。口も大きく開けられないから、柔らかいものを多く食べる。主食はお粥になった。
1位 カニューレ、呼吸穴からのタンの吸引。 中咽頭手術の後、2日目から3日間、1日四、五回やる。首の付け根の空気穴から、気管支に溜まる痰を掃除機のチューブ型で吸い取る。これが痛い痛い。口からチューブを入れて吸入されて、そのちゅーぶをグリグリ動かすイメージ。これを夜中も含めて、四、五時間おきにやっていく。夜中は個室の引き戸が開くと、吸引か? と恐怖に怯えた。
2018年は、四年生に
3月末になると、中咽頭が3年、肺が2年、それぞれ手術から経過したことになる。
つまり四年生と三年生になる。
色々あったが、ここまでは順調に来たといえる。
今でも、酒タバコはしない、睡眠は十分に、散歩を意識して歩く、喫煙できるレストランには行かない、体温を上げる食材も習慣を意識する、などはあまり考えることなく出来るようになってきた。
年齢が50歳なので、老化とのバトルでもあり頑張る気持ちを持って生活する。