ヤマヤマの中咽頭癌と戦うブログ

2015/03に手術、5月から放射線治療を体験しました。その後2016/03に胸腔鏡下の肺下葉摘出も体験。

最近の体調

九月に入って早くも一週間がすぎた。

最近の体調をまとめたい。

なお、中咽頭リンパ郭清手術から二年と5ヶ月、肺の胸腔鏡手術から一年と5ヶ月、UFT飲用後一年と3ヶ月経過したところ。

 

味覚は、少しずつ日に日によくなってるので、進化がつかみにくい。でも、感覚として元の九割位戻った。

首の傷は、大きく切った左側はいまでも引っ張られるが日常生活には支障がない。

嚥下は最近数ヶ月あまり変わらない。唾液は少な目なのでパサパサものが苦手のまま。

肺呼吸は、元々術後もそれ程困ったことがなくて、順調にきてる。

全般的にいい。

唯一、uftの副作用といわれている額の湿疹は残ってる。軽いものだけど、顔洗うときに思い出すていど。

 

呼吸器外科クリアー


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約二ヶ月ぶりの診察、問題なくクリアーした。診察結果は問題ないけど、今日は、いつもの先生が不在なので代行の先生だった。これ自体は事前に知らされてたが、思ってた以上にジュニアな助教授で診察の裁きが遅かったので遅れてた。

で、私はいつも通り血液の確認、UFTの処方箋をもらって終了。先週のCTもみてもらい大丈夫とのコメントもあり、よかった。

CTクリアー

6ヶ月毎のCTをやった。

直後に耳鼻咽喉科にいき、できたての画像をみながらの診察だ。

画像診断医の所見は未入力だが、耳鼻咽喉科の主治医のコメントとして問題ない、とのこと。ヨカッター!

その後は、いつも通りスコープを入れての患部チェックで、これもクリアー。

来週火曜日には、呼吸器外科診察があるのでそこで画像診断を聞ける予定。

今日は取りあえず安堵。

ということで、羽田空港に向かいます。

メイバランス

 メイバランスというドリンクがある。

どろっとした栄養ドリンクの一種だ。

量はすくないが、200カロリーあるので、早く手軽に栄養補給できるものだ。

高齢者の栄養補給にはもってこい。と、同時に歯が弱ってるとか、咀嚼が難しい人も助かる。二年前に放射線治療をやっていたとき愛用していた。とにかく口の中が痛いから堅いものは無理、のども痛いからたくさん食べられない。栄養を補うためにメイバランスを買っていた。でも、普通のお店には売ってないから、通販で買った。でも、今日ローソンで発見、それもメインの棚にある。何があったのか?気になる。


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5年間で寛解

一般的にガンの場合、5年間再発が無ければ寛解という。

転移が全くなくて手術で切り取って終わり、という場合は根治ともいう。

私の場合、中咽頭は2020年3月が5年の節目にあたる。肺はその一年後だ。

首のリンパ転移があったので、私の場合は根治と呼ばないだろうと思っているがその呼称自体はあまり重要ではない。

5年間は長い。その間検査のたびにビクビクする。特にCTはヒヤヒヤする。自覚症状がなくても映ったりするからだ。

咽頭のほうは2年半を経過したので、半分まできたという複雑な達成感がある。別に5年経ったら誰かがスイッチをオフにしてガンがなくなるわけではない。統計的に5年くらいで再発の確率が下がり止まりそこからは横ばいですよ、という意味だ。それはさておき、最近は早く時間が経てばいいと思う様になっている。今50歳だから、どっちかというと定年までの期間をゆっくりと、仕事は仕上げ的に頑張る時期だ。一方で寛解になりたいから、あと二年強早くすぎないかな、と思う部分がある。

再発率の曲線を見ると一年目で半分、二年目でさらに半分、そこから緩やかな下り曲線で下がるカーブだ。部位によって異なるし、あくまでも目安の人とわかっていても安心材料が欲しいので、こういう情報を見て、自分も再発率がすでに半分以下まで下がってきたのか〜と自己暗示している。

来週はCT撮影と耳鼻咽喉科の診察がある

半年ぶりのCT撮影の予定がある。もう前回から半年経ったのかと感じる。中咽頭の手術から2年と5ヶ月になる。5年までの折り返し地点といえよう。

 

最近の体調は順調で、悪くなったり後退したところはない。

唯一首の左側が攣るのが週1回以上あって、これで密かに痛い。

毎朝起床時に首のストレッチをしてるけど、その効果は今の所感じられない。

味覚は微妙に良くなったように感じる。でも本当に微妙に。

UFTは継続して飲んでいる。毎日二回だ。軽く湿疹がおでこにあるけど、多分これは副作用だ。でも軽微だし痛くもかゆくもない。

呼吸は全く気にならない。もっと歩く距離を増やしたいけど、この季節は暑すぎて熱中症とか心臓に負担がかかるような気がして気がすすまない。

 

 

がん生存率

たまにこういうデータが新聞記事になる。

https://mainichi.jp/articles/20170809/ddm/003/040/056000c

 

病院明細一覧には、自分の病院も入ってる。

 

このデータ、全国合計は定点観測の観点で意味があると思う。

でも病院別を見るとわかるように、かなりばらつきがある。

がんセンター関係は生存率が比較的高めに出ている。実態は知らないのであくまでも推測でこの原因を考えてみる。一つはがんセンターだから、治療がうまいということ。専門医もいるし、治療器具もいいものがある。二つ目は高度な治療はするが、予後は別の病院に戻すこと。治療はやるが長期の薬、療養は別病院に移す。そうすると患者の本籍はがんセンターから外れる。三つ目は受け入れ時点で治療はできる患者を選別してるかどうか。末期の患者は結局打つ手は限られてくるので、どの病院で治療しても方法や効果に大差はでにくい。だからそのような場合は、がんセンターは受け入れない可能性もあるのでは。

あくまでも個人の勝手な推測です。

 

夏休みの旅行

今年も家族旅行をしている。信州方面。長男が大学四年だから、来年以降は家族四人で旅行するのもしばらくないかもしれない。

去年も4月に胸腔鏡手術をしたけど、夏休みは関西にいった(神奈川在住)。

その前2015は放射線治療直後だったので、旅行無し。

 

元気になってよかった。

昨日途中に二百段の階段という場所があって、二人の子供たちは息切れさえなしで一気に駆け上ってた。若い。我々夫婦二人は途中で休憩した。私は息切れもあるが、それは少しきつい程度で、それよりも足にきた。トレーニングしなきゃ。

 

会社のOBのひと

会社の先輩でOBの人が、大腸がんステージ4で、肝臓転移していると聞いた。80歳位の人だ。

聞くところによると、内視鏡検査とかはほとんどやったことないらしい。大腸はやらなきゃだめだよな。上の方に転移して肝臓にいくと面倒だから。

治療できるのかわからないけど、がんばってほしい。