最近の体調
九月に入って早くも一週間がすぎた。
最近の体調をまとめたい。
なお、中咽頭リンパ郭清手術から二年と5ヶ月、肺の胸腔鏡手術から一年と5ヶ月、UFT飲用後一年と3ヶ月経過したところ。
味覚は、少しずつ日に日によくなってるので、進化がつかみにくい。でも、感覚として元の九割位戻った。
首の傷は、大きく切った左側はいまでも引っ張られるが日常生活には支障がない。
嚥下は最近数ヶ月あまり変わらない。唾液は少な目なのでパサパサものが苦手のまま。
肺呼吸は、元々術後もそれ程困ったことがなくて、順調にきてる。
全般的にいい。
唯一、uftの副作用といわれている額の湿疹は残ってる。軽いものだけど、顔洗うときに思い出すていど。
火曜日は呼吸器外科の診察
今週CTと耳鼻咽喉科が終ったと思ったら、来週火曜日は呼吸器外科の診察がある。UFTを服用しているから、その処方箋をもらうことも重要だ。診察は問診とCT画像の確認になると思われる。
体調はいい。
CTの確認ができると嬉しい。
5年間で寛解
一般的にガンの場合、5年間再発が無ければ寛解という。
転移が全くなくて手術で切り取って終わり、という場合は根治ともいう。
私の場合、中咽頭は2020年3月が5年の節目にあたる。肺はその一年後だ。
首のリンパ転移があったので、私の場合は根治と呼ばないだろうと思っているがその呼称自体はあまり重要ではない。
5年間は長い。その間検査のたびにビクビクする。特にCTはヒヤヒヤする。自覚症状がなくても映ったりするからだ。
中咽頭のほうは2年半を経過したので、半分まできたという複雑な達成感がある。別に5年経ったら誰かがスイッチをオフにしてガンがなくなるわけではない。統計的に5年くらいで再発の確率が下がり止まりそこからは横ばいですよ、という意味だ。それはさておき、最近は早く時間が経てばいいと思う様になっている。今50歳だから、どっちかというと定年までの期間をゆっくりと、仕事は仕上げ的に頑張る時期だ。一方で寛解になりたいから、あと二年強早くすぎないかな、と思う部分がある。
再発率の曲線を見ると一年目で半分、二年目でさらに半分、そこから緩やかな下り曲線で下がるカーブだ。部位によって異なるし、あくまでも目安の人とわかっていても安心材料が欲しいので、こういう情報を見て、自分も再発率がすでに半分以下まで下がってきたのか〜と自己暗示している。
来週はCT撮影と耳鼻咽喉科の診察がある
半年ぶりのCT撮影の予定がある。もう前回から半年経ったのかと感じる。中咽頭の手術から2年と5ヶ月になる。5年までの折り返し地点といえよう。
最近の体調は順調で、悪くなったり後退したところはない。
唯一首の左側が攣るのが週1回以上あって、これで密かに痛い。
毎朝起床時に首のストレッチをしてるけど、その効果は今の所感じられない。
味覚は微妙に良くなったように感じる。でも本当に微妙に。
UFTは継続して飲んでいる。毎日二回だ。軽く湿疹がおでこにあるけど、多分これは副作用だ。でも軽微だし痛くもかゆくもない。
呼吸は全く気にならない。もっと歩く距離を増やしたいけど、この季節は暑すぎて熱中症とか心臓に負担がかかるような気がして気がすすまない。
がん生存率
たまにこういうデータが新聞記事になる。
https://mainichi.jp/articles/20170809/ddm/003/040/056000c
病院明細一覧には、自分の病院も入ってる。
このデータ、全国合計は定点観測の観点で意味があると思う。
でも病院別を見るとわかるように、かなりばらつきがある。
がんセンター関係は生存率が比較的高めに出ている。実態は知らないのであくまでも推測でこの原因を考えてみる。一つはがんセンターだから、治療がうまいということ。専門医もいるし、治療器具もいいものがある。二つ目は高度な治療はするが、予後は別の病院に戻すこと。治療はやるが長期の薬、療養は別病院に移す。そうすると患者の本籍はがんセンターから外れる。三つ目は受け入れ時点で治療はできる患者を選別してるかどうか。末期の患者は結局打つ手は限られてくるので、どの病院で治療しても方法や効果に大差はでにくい。だからそのような場合は、がんセンターは受け入れない可能性もあるのでは。
あくまでも個人の勝手な推測です。