アメリカでの食事
今週はアメリカに出張で来ている。当然ながら現地の食事の回数が多いためパンとフレンチフライを食べる機会が多い。両方とも唾液の少ない自分にとっては,飲み込むのが苦手な部類の食材である。特に本場の本気のハンバーガーは,結構大きくてパンの厚みもそれなりにある。そうなるとかじったときに口が結構いっぱいになるほどの量が口に入ってくる。そうなるとかじるたびに水を飲むことになる。一方でステーキは大丈夫かと言うと,実はそうでもない。アメリカのステーキは結構厚いので口で噛んでいる時間が長い。その間普通の人ならば唾液が出るんだろう、でも自分は少ない量しか出ないのでだんだんと口の中が乾燥してくる。で、飲み込む頃に水を補給するという手順になる。
多少の苦労はあったが、まあ大きな問題はなかった。
少し調べると、欧米系の民族は日本人よりも唾液が多く出るそうだ。そう考えると、パンが全般的にパサパサな欧米に比べて、日本はしっとりしていることが多いこともうなずける。
そろそろラーメンが食べたくなってきた。今日帰国便だ。
タバコ
自分はかつて喫煙者だった。
高3の17の頃から39歳で止めるまで、基本的にずっと喫煙者だった。
途中で何十回も禁煙を挑戦したけどなかなか止められなかった。喫煙本数は1日15本平均位かな。ヘビーと言うわけじゃないけれども少ないと言うわけでもない。平均的なところかもしれない。タバコをやめるきっかけは,ふたりめの子供ができたことが直接的な理由だ。それと当時はアメリカに住んでいたので, 1箱800円から900円と異常に高かったため財政的にも辞めたいと思った。
タバコをやめてから中咽頭癌になるまでの期間は8年あった。それでも喫煙が原因の一部を形成していることは多分間違いないだろう。がんは細胞の分裂異常なのだから、これという一つの原因でなるものではなかろう。
今では、嫌煙になっていて居酒屋とかで、禁煙じゃないところにいくと嫌な気分になる。
最近は禁煙が増えたが、それでも感覚的には半分弱の居酒屋で今ではも喫煙可能だ。早く室内の禁煙を強化してほしいな。オリンピックの頃までかかるかな。
呼吸器外科クリアー
血液検査もいい数字でオーケー、ついでに血圧もオーケーということで今日は終わりでーす。
処方箋を入手して完了。
ほんの5分の診察だった。連休明けで待ち時間はかなり長かったけど。ま、いいか。
平均余命は
がん宣告をされて、手術までの1ヶ月は色々なホームページや、人々のブログを読んだ。
その中で、平均余命は何年何ヶ月と医師から言われるケースがいくつもあった。
私の場合は、自分から聞かなかったからかこのテーマで医師と会話をした記憶がない。
中咽頭がステージ4Aと進行していたから、聞くのが怖かったというところもある。それと、気持ちの持ち方で自分はなおると信じるためには余計な情報は聞きたくなかったのかもしれない。
何れにしても、余命の答えは未だに知らない。5年経過したら聞いてみようか。
1年前は体調こそ良かったが、今の自分と比べるとやはり大分体力弱くまだまだだった。それに、肺の手術をほぼ決めていたので、気持ちはイマイチすっきりしていなかった記憶がある。
今年は、UFTこそまだ8ヶ月目進行中だけど、それ以外は順調だ。2月には半年毎のCTをやる。恐怖の瞬間だけど、安心する瞬間でもある。
明けまして 2017年です
酉年になりました。
2015年と2016年は連続で、3月入院の手術をしたため、色々と通院などが重なり制限が多かった。子供の春休みも2年連続で何もできなかった。
今年は入院せずに過ごせれば嬉しい。
今年は仕事も少しペースアップして、海外出張も積極的に無理しない範囲でやっていこうと思う。
味覚が変化
去年の夏の放射線治療の後遺症で何度も書いてるように、味覚障害が起きた。その後時間の経過とともに少しづつ回復はしてきたが、なかなか完全復活までは及ばない。
今日ラーメンを食べに行った。
すると、ん? 味が今までとは違う感じがする。
これまでは、ものを食べても味がやや薄いと感じていた。正確には薄く感じているはずと自分で推測していた。でも今日は意外に味があるな、と思った。
ラーメンのように旨味成分がある食べ物は、これまでは味覚がなかなか反応できなかった所で、もう少し時間がかかるなと思ってきた。
今度は別の店でもまた食べようっと。
これまでも、ラーメンを食べてないわけじゃないけど、味覚を意識しないでいた。
こうやって時間が過ぎていく、が味覚も復活してくる。