ヤマヤマの中咽頭癌と戦うブログ

2015/03に手術、5月から放射線治療を体験しました。その後2016/03に胸腔鏡下の肺下葉摘出も体験。

今年の振り返り

今年もいろいろあった。

去年の12月の気管支内視鏡からはじまり、肺の影を検査して、PETCTもやって、1月には治療をすることを決めた。セカオピでがんセンターにも行って、自分としては胸腔鏡で手術を受けることを決めた。

3月末に手術で6日間の入院で無事退院した。

ここまでは順調だったが、2週間くらいして傷口が化膿して来た。これがGWごろまでに落ち着き、巡行飛行になってきた。

その後は大きな変化なく、5月末からUFTの服用を開始、これを今でも続ける生活だ。

去年に比べるとイベントが減った。レントゲンやCTも数回受診した。

無事年末と正月を迎えられそうな感じだ。

 

最近の体調はいい

少し喉から鼻が出ることで、咳が残ってるけど、概ね体調はいい。インフル注射も1ヶ月前にやったし、電車乗るときは念のためマスクするし、睡眠は5時間以上確保してるし(本当はもっと欲しいけど)、まあまあ体力は維持できると思う。

 

呼吸もこれといった問題もなく、相当歩いても息が上がることもない。

首は今でも左側が張ってるけどこれは慣れた。味覚は最近は余り進展なしかなー、なんとなく良くなっているような気がするけど、潜在的希望と実態が交差してかなり微妙な判断かな。

UFTはまだ7ヶ月経過だから、あと1年と5ヶ月飲み続ける。長いな。

年末休暇まであと少しだから、頑張ろう。

喉が痛い、乾燥して

風邪の前兆みたいに、喉が乾燥して少し痛い。

2日前から起床直後に唾を飲み込む時、扁桃腺痛のように痛く感じる。

朝1時間すると痛みは引き、乾燥感だけが残る。

2、3日前から関東地方は乾燥しているから、それが直接原因と思うが、そこに来て子供と妻が順番に発熱したのでやられたかも。

マスク着用して保護してみよう。

 

首がつる事

咽頭がんの手術は首の左側側を切った。リンパ郭清のために副神経の一部も切除したので、筋肉が弱っているのと首の筋が突っ張っていることが見てわかる。生活には通常問題はない。

でも、少し困る場合がある。

寝起きの上体を動かす時、普通の人は頭からその動きを指導する。頭は重たいから、そこを動かして全体を動かすという原理だろう。これをやるための首の前側の筋肉が弱いから、手で頭を支えながら上体を起こす。

 

うつ伏せに寝られない。大人になってからうつ伏せに寝ることはほとんどなくなったけど、やろうと思っても首の突っ張りのためできない。

 

斜め後ろを振り返るのが難しい。特に右後ろをクルっと振り返って見るのが苦手だ。運転していて、高速の合流で右後ろを見る感じ、これが難しい。

 

長い時間下を向く。首を曲げて下を見る仕草、自分の靴をじっと見る感じが苦手だ。首を支える筋肉が弱いので疲れやすいのと、ちょっと頑張るとつりそうになる。

 

ということで、冬場は首を冷やさないようにマフラーは手放せない。あっためる効果はよくわからないけど、冷やすよりいいだろうという感じで。

耳鼻咽喉科クリアー

2ヶ月ぶりの耳鼻咽喉科診察だった。結果は問題なしでよかった。

いつも通り、鼻からスコープ挿入で始まった。左の鼻の穴はやや曲がってるので、スコープが痛いことがあるから本当は右がいいけど、それをいうチャンスなく左に入った。写真をパシャパシャと取って、もう少し奥まで挿入してまたパシャパシャっとやって、終わり。

写真を見るとむくみもかなり治り、見た目は正常に近いと先生のお言葉!

でも唾液不足少しなので、、、というとまーーそれはね、時間かかるよとのこと。別に落ち込む情報でもなく想定通り。

 

今日はこれ終わり。待ち時間は長めの1時間半。

 

次回は2月中旬で、CT造影剤つきを予約した。前回が8月だから半年毎の検査ということ。ここまで行くと、中咽頭がん術後2年間となる。この調子。

 

 

呼吸の復活加減

3月の胸腔鏡手術で肺の三分の一くらいを失ってるわけだけど、呼吸はかなり復活している。

 

術後は、すぐ息切れしてたけど、今では階段を積極的に使うくらいになって来た。道で歩く際も健常者と差がなく、むしろ早いくらいになって来た。唯一坂道が息切れしやすい。

坂道ということよりも、階段のように数分は大丈夫だけどそれ以上続くのは息切れしやすいということだ。

あとは、一旦息切れするとその後正常な呼吸に戻るまで従来の二倍くらい時間がかかる。はーはーしてる時間が長いわけだ。

でも、普通の生活は出来てるから、文句はありません。

アメリカでの食事時嚥下事情

6日間アメリカに出張で滞在した訳だけど、その間色々と食べた、当たり前だけど。食べやすさとかの感想はこの通り。今回もそうだけど、1週間程度の出張だと日本食を食べなくても全く苦にならない。

 

ピザ、比較的食べやすい。シカゴ特有のディープディッシュのやつは周りの小麦粉生地が分厚くて乾燥してるから要注意。

 

ステーキ、肉の周辺部分は油が出て来てるので食べやすい。中心部に行くと少し硬くなってくるので要注意。

 

パン、日本と同じで水分必須。

 

アイスクリーム、問題ない、当たり前か。

 

ホットドッグ、 食べやすい。パンが少し湿った感じだから。

 

さて後30分で搭乗予定だ。帰国しますか。

再来週7日は耳鼻咽喉科の定期診察

隔月の耳鼻咽喉科診察の予約が7日だ。

少なくとも、嚥下やリンパには異変が無いから変化なしと自分では思ってるので、スコープの結果もそうあってほしい。

今日から米国シカゴに来ている、仕事だ。来週水曜日まで滞在する。

パン食がどうしても多くなるので、御飯に比べて水分少なく飲み物が手放せない。

 

喉に詰まりやすい食べ物

依然として、唾液が少なめだから食事時には水分が必要だ。麺類はOKだけどそれ以外だとどうしてもきつい。

その中でも苦手なのはこれらだ。

 

パン 特に食パンは、詰まりやすい。注意が必要。

 

せんべい、これも要注意だ。

 

ビスケット、これは一口で一気に水分無くなる。

 

天ぷら、これはダメージは少なめだけど確実に飲み込みにくい。

 

寿司の巻物、お米は炊きたてが水分多くて嬉しいが、冷ましたコメは水分が蒸発してるので、引っかかりやすい。

 

サンドイッチも苦手な部類。

ピザはOK。

 

病院食、去年

去年3月末の中咽頭がん手術の時の病院食事の記録です。

術後5日経過してようやく経口食に切り替わった最初のメニュー。ほとんどペースト。これを食べるのに1時間近く。。。

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そして、退院前日の食事。上の最初の食事から1週間後くらい。かなりコロコロしたものが目立つようになってきた。でも白飯でなくまだお粥ね。

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